■11/ 活動報告・埋め立ての経過
泡瀬干潟を守る連絡会の活動報告
泡瀬干潟を守る連絡会は2000年12月から2001年1月の準備会活動を経て、2001年1月31日に結成されました。
現在まで埋立反対(凍結)を求めて様々な活動をしてきました。 結成後の主な活動は次の通りです。
1.泡瀬干潟の埋立中止の緊急要請 沖縄県知事、沖縄県議会へ
2月
2.住民監査請求(沖縄県の泡瀬埋立事業への支出)沖縄県監査員へ
2月〜6月
3.海草藻場移植実験に関しての公開質問状 沖縄県、総合事務局
4.住民投票条例制定(沖縄市議会)の運動 3月〜7月署名活動、学習会、決起集会、情報宣伝活動、議会への働きかけ等
選管確定署名者数 9415筆
5.住民投票市民の会としての再度の住民投票条例制定の運動01年11月〜02年2月
選管確定署名者数 7676筆
6.環境ネットワークの沖縄市の有権者のアンケート調査への協力
4月〜5月
7.泡瀬干潟の調査・観察活動(野鳥観察会を含む)
2月〜2002年5 月(現在)
8.泡瀬干潟の写真展 2001年6月、沖縄市役所ロビー 2002年4月2日〜5日(第2回)
02年5月 連合メーデー 02年5月3日憲法後援会(那覇市民会館) 02年5月18日、5.15県民集会(宜野湾野外ステージ)
9.「泡瀬干潟を考えるシンポジウム」の開催 01年4月
10.泡瀬干潟の海草藻場の調査活動 2月〜2002年7月(現在)
11.海草藻場移植実験の監視活動 2001年10月〜2002年7月(現 在)
12.海草藻場移植実験の中止要請活動、埋立の中止要請行動(再度)
13.南伊豆海洋生物研究所と共催の「渚のエコツーリズム」シンポジウム開催 2002年1月12〜13日
14.多くの団体からの要請での干潟学習・観察会 (日弁連、公共事業をチェックする国会議員の会、県内小中高校、婦人団体他
15.環境監視・検討委員会への要請、委員会への参加(公開)
16.環境監視検討委員会への公開質問状
17.埋め立て反対緊急集会 かりゆし園 3月18日、約80名
18.工事着工糾弾、緊急抗議行動 3月20日、総合事務局中城湾出張所 約 20名
19.SEA泡瀬手をつなぐ行動実行委員会への参加02年4月14日 約800名
20.泡瀬干潟−春(写真集、小橋川共男撮影)の発行 02年4月
1万部印刷 約150万の経費 現在販売部数約3000冊
21.沖縄市長選候補者への公開質問状 4月(桑江回答、仲宗根回答せず)、5月(仲宗根へ再)
22.沖縄市長選での「出口調査」(市民意識調査実行委員会) 埋立反対46%、賛成28%、推進署名した人僅か、
仲宗根に投票でも13%が反対
23.沖縄市長選での「埋め立て反対候補者擁立」の要請
24.移植実験の「失敗」の記者会見02年4月11日(14日、5月4日)
25.移植実験のデータの各方面への配布 環境省、参議院議員、朝日などのマスコミ、WWFJ等
26.参議院での意見陳述(事務局長) 3月28日、エコツーリズと泡瀬干潟の保全
27.環中城湾議員連盟での活動(内間、池原、當間)
28.漁業補償についての公文書公開請求 、00年12月請求、01年1月非公開通知(県知事)、02年5月公開決 定(審査会)
5月17日、午前11時 公開決定(港湾課、行政立地推進課)
泡瀬地区の補償算定調書の請求02年5月、公開通知(5月)、内容非公開部分が多く、審査会に不服訴え(5月)
審査会への意見書提出(02年9月6日提出・・情報公開行政センターから依頼)
29.沖縄の自然を考える懇談会(東京、6.4への派遣、前川、小橋川)
30.総合事務局との意見交換会(02.5月、6月)
31.総合事務局との海草藻場の移植地の合同調査の実施(02年6月17日、第1 回
32.ラムサール条約締約国会議に向けた環境省の報告書への要請文送付(02年6月) (泡瀬干潟をラムサール条約登録湿地に指定させよう)
33. ヨハネスブルグ・サミット、地域セミナーin沖縄 02年7月20日への参加 、事務局次長 屋良朝敏さん 報告
34.台風(5号、7号)後の海草移植地調査(7月22日〜8月5日)
35.共産党大ピクニック(7月21日、泡瀬運動公園)でのブース 写真集・Tシャツ販売
36.アーサーズ公演(サンマリーナ)でのブース 写真集・Tシャツの販売 7月28日
37.台風後の海草移植地調査の結果の記者会見、総合事務局への要請
38.調査結果資料の各方面への送付(環境省、日本自然保護協会、WWFJ、環境監視検討委員会海草移植・保全WG委員等へ)
39.美ら島うちなー環境フエアー(沖縄県主催、02年8/24〜25)への参加、写真展、貝展、台風後の移植地調査の結果 写真集販売・Tシャツ販売
40.沖縄市議選予定候補者へのアンケート実施(泡瀬干潟を守る連絡会、沖縄市民平和ネットワーク、泡瀬干潟住民投票市民の会 3者合同)
41.泡瀬干潟保全、市議選アンケート結果をもとにしたチラシの制作・配布(2万枚)
42.立て看板の制作・張り出し(上記の3者、泡瀬干潟、やっぱし残そう、子や孫へ、海草移植、むりなことやめ、自然環境保全せよ
2種類・150枚)
活動の総括(成果)
1.様々な運動を行い、泡瀬干潟埋立反対の世論を盛り上げた。また、移植実験の調査活動を行い、国(総合事務局)の泡瀬干潟埋立工事の着工 (01年8月)にたいして、問題点を指摘し、内外に訴えた。
2.02年4月の沖縄市長選で、「泡瀬干潟の埋立問題」を大きな争点にすることが出来た。
3.環境保全、干潟保全の市民意識の醸成に貢献した。
4.「泡瀬干潟埋立反対」を県内外に広く訴えた。
今後の活動(課題)
1.写真コンクール 2.海岸の植生調査
3.科学者に呼びかけての移植地・採取地の調査
4.総合事務局への定点調査をふまえての埋立中止要請及び合同調査の要請
(合同調査第1回は実施済み、2回は02年7月24日・午前、次回は02年8 月予定)
5.市長への再度の公開質問
6.パラグライダーによる移植地・採取地の撮影
7.独自の定点調査の継続 8.ミナキコメツキガニ、クビレミドロの調査
9.干潟カヌー大会 10.講師派遣活動 11.シンポジウム・学習活動
12.写真集の販売(全国、国会議員、自然保護団体、県内団体、市民・県民)
13.満月・月見会の開催(02年9月29日・土)
14.市民を含めての定例の干潟観察会 15.定期学習会(公民館活動)
16.障害者への干潟案内
17.総合事務局、沖縄県土木建設部長との話し合い
18.新たな署名活動の提起(干潟保全、ラムサール登録湿地指定要請)
19.東京での行動(移植実験失敗の記者会見、干潟保全・ラムサール条約登録湿地 要請の各省庁への要請)
20.サンゴと海草藻場の群生地のシュノーケリング(エコツーリズムの実施)02年9月29日(日)
21.市民集会、県民集会の開催
22.美ら島うちなー環境フエアー(沖縄県主催、02年8/24〜25)への参加
組織運動の課題
1.会員(個人、団体)の拡大
2.財政活動の強化
3.専門部活動の強化
■最近の経過■
泡瀬干潟埋立計画の経過 泡瀬干潟を守る連絡会
(1)1987年3月 沖縄市東部海浜地区埋立構想策定====桑江市長
(2)1989年3月 開発計画作成
(3)1989年10月 泡瀬復興期成会が砂浜とヨネを残すよう要請
(4)1990年3月 泡瀬ビジュル会が出島方式を要請====90年4月新川市長誕生
(5)1991年5月 出島方式で合意成立(保安水域解除の上、埋立)計画はできたが、国の認可が得られなかったこと、
沖縄市独自計画のため資金面で困難なため具体的な進展はなかった。(1998年まで)
(6)1998年4月 総合事務局が、新港地区の浚渫土砂処分場として、泡瀬埋立事業に参入
(浚渫土砂は当初、新港地区の埋立に使う予定だったが質が悪く、使えなかったため、予定を変更して購入土砂を使った。
そのため、浚渫土砂が余って、国は処分に困っていた。)
98年4月 仲宗根市長誕生 98年7月海草手植え実験開始(1つのStで4uの2箇所、3つのS
t.T・U・V=24u)
(7)1999年3月 沖縄市、南原(勝連)両漁協と漁業補償額妥結(約20億
円)。 その前に、沖縄県から沖縄市に意見照会があったが、沖縄市は調 査をしないで、妥当と返事(2000.12.23
沖縄タイムス報道 )。 1999年3月 環境影響評価準備書の送付・公告・縦覧(3〜6月)手植えでの移植順調(25haの海草藻場は移植)
住民意見
(8)1999年6月12日 環境影響評価法施行(ここから、法アセス)
(9)1999年11月 米軍保安水域の一部共同使用協定締結(新たな米軍基地
の提供、新川市長の時の保安水域解除崩れる)
1999年11月 環境影響評価書(補正前)作成
中城湾港管理者の意見 2000年1月 クビレミドロ生息確認
クビレミドロ補正後の環境影響評価書に追加→本来ならば、評価のやり
直しをすべき 2000年2月 クビレミドロ移植実験開始(屋慶名、勝連、室内)
知事意見(クビレミドロ保全)
(10)2000年4月 環境影響評価書(補正後)の送付・縦覧(3〜4月)
環境アセス手続き終了 泡瀬干潟で遊ぶ会等活動(4.14干潟を守る日、クビレミドロ、野鳥)
(11) 2000年5月 埋立承認・免許を出願
(12) 2000年6月 沖縄市議会出願承認の案件提出・・野党7名反対(全会一致崩れる)
(13) 2000年10月 国際湿地シンポジウム、「泡瀬宣言」採択
自然保護団体(泡瀬干潟で遊ぶ会、沖縄環境ネットワーク、琉球湿地研究グループ等)中止の要請
共産党県委員会・中部地区委員会・沖縄市委員会、埋立中止の要請(総合事務局・沖縄県・沖縄市へ)
自然保護団体、高教組等、再度の埋立見直し・中止の要請
(14) 2000年12月19日 埋立承認・免許取得
自然保護団体、高教組等、免許取り消しの要請
12月、泡瀬干潟を守る連絡会結成準備会、漁業補償公文書公開要求
2001.1月 共産党、泡瀬干潟保全のシンポジウム 産業交流センター
(15)2001年1月31日 「泡瀬干潟を守る連絡会」結成
2月 連絡会、沖縄県への緊急の中止要請
(16) 住民監査請求 01.1月17日 漁業補償公文非開示通知あり、直ちに不服申請
(17) 01.2月、第1回環境監視・検討委員会 01.2月27日 住民監査請求却下通知
3月7日、総合事務局・沖縄県、事業説明会(沖縄市民会館、中ホール)
(18) 2001.4.14 2001干潟を守る日 シンポジウム開催
農民研修センター
(19) 第1回住民投票条例制定の運動(3月〜7月)
署名10059筆 有効(選管確定) 9415筆 沖縄市議会否決(7.16)
6月、住民投票条例制定集会 農民研修センター広場
(20) 2001.6平成13年度第1回環境監視・検討委員会(通算2回)
(21) 2001.7.31 平成13年度第2回環境監視・検討委員会(通算3回)
機械移植・実験提案 手植えでの移植は順調であるが、大規模移植に は不適当であるから、機械移植で行うと提案。また、25haをいきなり機械移植するには、問題があるので、3haの移植実験をすると修正
移植技術が未確立を証明→埋立認可そのものがおかしい。
8月17日 住民投票を考えるシンポジウム(沖縄市産業交流センター)
01.8 泡瀬干潟満月コンサート(運動公園、東側海岸、砂浜)
大事なことはみんなで決めよう、住民投票市民の会(泡瀬干潟住民投票市民 の会)結成9月27日(産業交流センター)
(22) 2001.10 環境省、泡瀬干潟等重要湿地指定
(23) 2001.11月7日 機械移植実験開始(〜2002.2.11)
防止膜破損・工事中断 「語ろう泡瀬を、語ろう沖縄市を」集会
かりゆし園
(24) 2001.12平成13年度第3回環境監視・検討委員会(通算4回)
機械移植防止膜改善の工事再開(20日)
(25)第2回住民投票条例制定の運動(01.11月〜02.2月)
署名 7676筆 有効 6991 沖縄市議会否決(2月議会 02.2.6)
(27) 美ら島を創る会、推進署名、尾見大臣要請(2001.10〜2002.3)
(28) 2002.1.12〜13 渚のエコツーリズム・シンポジウム
共催(泡瀬干潟を守る連絡会、南伊豆海洋研究所)、後援・日本自然保護協会
沖縄市農民研修センター 02.2 日弁連、シンポジウム(沖縄市民会館)
(29) 2002.2.28平成13年度第4回環境監視・検討委員会(通算5回)
機械移植順調と公表
(30) 沖縄県・沖縄市、事業見直し作業確認、国への要請(3.8)
努力と条件整備を前提、 当面第1区域から着工する。第2区域につい
ては、クビレミドロの移植実験や経済情勢を判断して決定する。
クビレミドロの移植技術が成功していない→工事着工そのものがアセス
無視。守る会見解表明、沖縄県・総合事務局に抗議、要請
(31) 3月21日、尾見大臣工事再開を宣言 緊急抗議集会(石材搬入、海上調査)
(32) 3月22日、日弁連、中止要請
(33) 3月28日、参議院沖特委で前川盛治、意見陳述(沖縄振興特措法に関
連して、泡瀬干潟の保全を訴える)
(34) 2002.4.11 泡瀬干潟を守る連絡会、機械移植実験失敗を公表
モニタリングSt a〜k 2002干潟を守る日 SEA 泡瀬の輪行動(4.14) 800名参加
沖縄市長選、泡瀬干潟争点、推進派仲宗根正和当選(出口調査では、埋立 反対が多かった。4
月21日)
(35) 2002.5合同話し合い(総合事務局、沖縄県、守る連絡会)
合同調査実施合意 漁業補償公文、新港地区・算定額部分開示、泡瀬地区・漁業補償の考
え方全面開示 泡瀬地区・算定額公文開示要求
(36) 2002.6 東京行動(前川盛治、小橋川共男、環境省・内閣府・国土交通省)
漁業補償泡瀬地区・算定額部分開示通知 全面開示求めて不服申請
(37) 2002.6.17 合同調査・意見交換 6.28 意見交換・ビデオ観察会
(38) 2002.7 台風5号(8日)・7号(14日)通過
(39) ラムサール条約事務局から、見直しの書簡、環境省大木大臣環境省、意見書提出の報道
(40) 2002.7 第1回陸域・海域環境保全合同WG(12日)
(41) 第1回海藻草類保全・移植WG(24日)
24日、守る連絡会、台風5・7号後の深場の緊急調査、結果公表
(42) 2002.8.7 泡瀬干潟を守る連絡会、台風通過後の調査結果発表
記者会見、総合事務局要請
(43)2002.9.4 台風16号通過(4〜5日)
(44)02.9.6 漁業補償不服申しだてを、情報公開審査会で審議すると通知あり、意見書を審査会に提出
(45)2002.9.11 第2回海藻草類保全・移植WG
手植え移植地の視察 機械移植の失敗が明らか。台風5.7.16号通過、移植海草壊滅状態、機械移植の新たな実験提案
(46)2002.9.20 守る連絡会、台風16号通過後の調査結果を公表、新たな実験中止要請
記者会見、総合事務局要請 9.28 泡瀬干潟コンサート
9.29 泡瀬干潟シュノーケリング
(47)2002.9.30 平成14年度第1回環境監視・検討委員会(通算6回)
機械移植海草の状況を2003年5月まで、新たな機械移植実験を台風通過後(03.10?)まで継続観察。
(48)2002.10.7 工事表明 手植えによる海上工事を着工する。→委員会無視、手植えについての評価はWGで、意見が異なる。深場での実験が無い。 手植えでの移植は、提案されていない。(野呂忠秀・海藻草類移植・保全 WG主査発言、「WGでは、手植えと機械化を合わせた改良方法で移植実 験を行い、その結果を1年間モニタリングした上で移植の技術を検討すると結 論した。委員の中でも結論が出ていない段階で、着工されることは遺憾な ことだ。」新報10.11)
手植えの移植技術は現時点で確立されていない。しかし、工事は着工する。
(49)2002.10.8 海上工事着工、緊急抗議集会
(50)2002.10.11総合事務局抗議 タイムス論壇 小橋川共男(10.24)
(51)2002.10.25沖縄県抗議(土木建築部長)
26日干潟調査 リュウキュウスガモの花みつける(譜久里茂、比嘉弘、新田勝也)
(52)2002.10.27抗議集会 実行委員会(7団体共催)泡瀬干潟を守る連絡会泡瀬干潟住民投票市民の会 沖縄市民平和ネットワーク 沖教組中頭支部 高教組中部支部 中部地区労 沖縄環境ネットワーク
金本自由生 リュウキュウアマモの種子始めて発見の記事(10.29)
(53)泡瀬干潟、沖縄市役所ロビー展(通算3回目)
タイムス論壇 名和純 多様な泡瀬干潟の生物(泡瀬の貝)(11.5)
(54)沖縄市長への抗議(11月8日、午後4時〜山田勝東部海浜開発局長)
(55)ラムサール条約国会議に、小橋川共男共同代表派遣(11.6〜11.27)
前段に環境省、内閣府、国土交通省要請行動(11.6)
(56)琉球新報、沖縄テレビ 泡瀬干潟世論調査 11.12
賛成16%
雇用創出、経済発展につながるから 83.1%
開発用地が海側にしかないから 6.9%
反対 38.6%
自然破壊につながるから 76.1%
計画不十分で雇用創出、経済発展につながらない 15.6%
市街地の再活性化を優先すべき 5.4%
住民投票で判断すべき 23.6%
わからない 21.6%