
緊急連絡
1.仮設橋梁工事再開への抗議行動に参加しよう
日時:4日早朝(午前8時) 場所:仮設橋梁前(泡瀬総合運動公園東駐車場前)
多数の市民・県民の参加を訴えます。 泡瀬干潟を守る連絡会
2.各団体、各位におかれましても、事業者(沖縄総合事務局)に抗議するよう要請いたします。
抗議先 〒900-0016 那覇市前島2-21-7 沖縄総合事務局開発建設部 港湾計画課
事業者(沖縄総合事務局)は、2日午後4時から記者会見をし、仮設橋梁工事を8月4日から再開と表明
しています。手元に届いたプレス資料を要約するとつぎのとおりです。(詳細は後日、ホームページに掲載します。)
1.仮設橋梁の延伸に係る工事を4日から実施する。
2.海上工事(護岸工事)については、台風季節後に汚濁防止幕膜を展張予定であること、移植対象となる大型海草の濃密域(被度50%超)の有無を確認する必要があること等から、9月以降の見込みとなる。
仮設橋梁工事
1.昨年度も実施されており、環境への影響が非常に小さい。
2.オサガニヤドリガイについては監視計画に盛り込んだことにより、知事意見の主旨に十分従うものである。
3.環境監視委員会の意見のある委員とは意見交換を行い、可能なものは随時とりいれる。
今後の予定
8月上旬:大型海草濃密域調査(泡瀬干潟を守る連絡会の要望による合同調査)
8月中旬:海藻藻類専門部会
8月下旬:環境利用学習専門部会、海岸整備専門部会
9月上旬:人工海浜専門部会、環境保全・創造委員会
9月中旬:汚濁防止膜展張、海上工事(護岸等)再開
10月中旬:合同勉強会
新たに確認された4種の海草藻類
既に事業者の調査において確認された種であること及び希少性について新たな文献情報はないことから、新種等に関するアセスに定める手続きの要件には含まれない。ただし、事業者努力の範囲内として、専門家より「学術的に重要な可能性がある」とのコメントを頂いたカラクサモク及びコアマモについては、専門家の指導助言を得ながら調査を実施する。
水深6mコアマモ
1.普通干潟の上部に生息。水深はこれまでの報告では2〜3m程度。
2.一時的か安定的かにより価値観は変わるが、水深6mでの生育情報はこれまで例がない。
3.学術的には貴重な情報である可能性があり、生育分布について調査の進展が望まれる。
カラクサモク
1.ヤツマタモクが存在することは、事業者の調査においても確認されている。
2.日本藻類学会において、泡瀬干潟のヤツマタモクはカラクサモクであるとの口頭報告がなされている。
3.鹿児島大学水産学部の調査においても、泡瀬、宜野座、西表に生息が確認されており、生物分布地理学的には重要と考えられる。
4.今後の調査と研究が待たれる。
以上が概要です。泡瀬干潟を守る連絡会では、明日(3日)の幹事会でこれについての見解を発表し、仮設橋梁工事再開に対する抗議の具体的行動を提起しますが、緊急に次のことを表明しておきます。
1.
工事再開への抗議の緊急集会を開きます。
日時:4日、午前8時 場所:仮設橋梁前 多くの市民・県民の参加を訴えます。
2.仮設橋梁工事は明らかに海上工事であり、本格工事につながる工事であるにもかかわらず、世論の非難をかわすためか、海上工事と区別・切り離し、工事を強行しようとしている。
3.貴重種・重要種の保全がなされていない、海草移植技術が未確立である、工事予定海域に海草藻場の濃生域が存在している、新たにカラクサモク・水深6mのコアマモが確認されたこと等から、工事再開は拙速なことであり、市民・県民の同意は得られない。
4.特にカラクサモク、水深6mのコアマモは報告されたばかりであり、「学術的に重要な可能性がある」と認めながら、その保全については何も示さないまま、9月海上工事再開を表明している態度は、環境への配慮・生物多様性の保全の立場から許されない。
5.泡瀬干潟(海域)は複雑な地形であり、特殊な環境に適応して多くの貴重種・重要種が生息している。これらの種の保全と同時に「場の保全」が言われているのに、それへの配慮はまったく示されていない。
6.「環境に配慮する」と言いながら、それは言葉だけであり、一部土建業界の強い圧力に押された「事業ありき」の態度は許されない。
7.泡瀬干潟を守る連絡会は仮設橋梁工事の中止、埋立工事の中止を引き続き強く要求していく。